オステオパシーとはギリシアのOsteon(骨)とPathos(病理・治療)の2つを語源としています。
オステオパシーを行う人をオステオパスと呼んでおり、アメリカではM.D(西洋医学医師)と同様に正規の医師となります。
オステオパシーはアメリカで生まれた手技療法で、施術者の手だけで患者の筋肉や関節の動きやズレを調整して痛みを和らげます。
創設者はアンドリュー・テイラー・スティルと言う方です。
彼はもともと軍医をしており、3人の子供たちが髄膜炎などで次々と失ってしまったのです。
西洋医学の限界を感じた彼は自然療法の道へ進むことを決意したと言われています。
◾️オステオパシーの4大原則
- 身体は一つのユニットである
- 身体は本来、自己治癒能力を持つ
- 構造と機能は相互に関与しあっている
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合理的な治療は上記の3原理に基づくものである
痛みを出す原因は、症状を出している部分には無い場合が多くあります。
痛みの局所ばかりを見るのではなく、全身から見ていくことが大切になります。
全体から評価をして全身の構造を整えていき、本来持っている自然治癒能力、自己再生能力を発揮させる環境を整えることが重要になります。
オステオパシー創設者
アンドリュー・テイラー・スティル